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肌の老化3 / 皮膚の乾燥

肌は水分を保持することで、潤いのあるなめらかな肌を保っていますが、
20代をピークに「天然保湿因子」「角質細胞間脂質」「皮脂」が減少していき女性の肌は乾燥がちになっていきます。
また冬の乾いた空気や紫外線、冷暖房による影響なども乾燥する要因となります。
正常な角質層の細胞は整然と並んでいますが、乾燥した細胞は反り返ってしまい、表面ががさがさな状態になります。 そして正常なターンオーバーができずに新しい皮膚が作られません。
新しい皮膚の再生が行われないと、いつまでも古い角質がくっついたままになりくすみの原因になります。
そして、新しい角質層もはがれやすく弱いものになり、角質層の間に隙間ができやすく、この隙間を通して水分が蒸発していってしまいます。
水分の少ない表皮は薄く硬くなり、小じわの原因となり、また、光の反射も悪くなりくすみの原因になります。
そして乾燥がひどくなると表面のバリア機能が壊れてしまい、外からの刺激が皮膚の中に入ってしまい肌にとってとても辛いものになってしまいます。

日ごろのお手入れで、乾燥を最小限に抑えることもできます。
クレンジングはオイルタイプや油性ジェルは良く落ちますが、毎日使っていると必要な油分も奪ってしまう為、クリームタイプや乳液タイプ、水性ジェルタイプなどがお勧めです。
また洗顔する時のお湯の温度は肌に刺激を与えない水に近いぬるま湯で洗い、 洗顔フォームはよく泡立て、直接手が触れない泡で転がすように洗う感覚にすると良いでしょう。
化粧水は、肌にしみる場合は無理につけずに、つけた時は優しく包み込むようにつけ、最後に保湿クリームをたっぷり塗ると乾燥が防げます。

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